読み切り作品

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片思いの終着点(清四郎ver.)

片思いの終着点(ショート)後悔なんて柄じゃない常に前を向き、己を磨くことが人生に置いて最も重要なことだと思っていた。そんな人間でも、どうしても忘れられない「後悔」がある。野梨子に平手打ちされた時、それを甘んじて受け入れたのは僕に非があったか...
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ナンパから始まるエトセトラ

「おっ!あの子いいな。」東山護(ひがしやま まもる)は嬉しそうに声をあげた。ここは大都会東京の某繁華街。土曜ということもあり人通りは多く、カップル、観光客、家族連れでにぎわっていた。正直人混みは得意じゃない。休みの日は出来るだけ郊外に出掛け...
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片思いの終着点(ショート)

♥悠理視点清四郎が好きだ…………なんて、口に出せない想いを1年も抱えてるどうせ片想い決定なんだ好みじゃないってのも解ってる恋愛なんか興味ありませんよ…………って呆れた顔で告げられるに決まってるやだな自分の想いが届かないってほんとヤダ諦めなき...
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愛情に準ずる欲望(R)

「悠理、そろそろ出ますよ。」「わぁった。」婚約者として、清四郎が正式に剣菱家に越してきたのは大学二年の秋だった。剣菱に婿入りするということは、必然的に跡取り候補となる。とはいえ、兄である豊作も存在するわけだから、今直ぐ決定するわけにはいかな...
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苦い春

それは彼らが仲良くなる少し前のこと──中学3年生……本来、受験勉強に邁進している時期なのだが、聖プレジデント学園に通う生徒にそんな焦りは見当たらない。ほとんど学生が幼稚舎からのエスカレーターに乗り込み、おそらくは大学部までその箱から降りるこ...
恋はままならず

恋はままならず〜惑い〜

(発芽から続く)カチカチカチ……枕元のクラシカルな時計がやたら五月蝿く聞こえるのも、思考が、とある一方向を向き、神経が研ぎ澄まされているから。いつもならグルメや旅行、夜遊びのことでシッチャカメッチャカな悠理だが、今は流石にそれどころではない...
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青い夏の日(後編)

前編 → 中編悠理は寝室のベランダに立ち、夜空を見上げている。星の美しさはここからでも充分確認できるが、展望台の方がより鮮明に見えることだろう。今頃、二人はどんな会話をしているのか。気にならないと言えばウソになる 。悠理は先ほど可憐に尋ねら...
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横恋慕(1)

「悠理ちゃん!やっぱり来たんだ。」「あったりまえだろ!DJシオンがわざわざ帰国してんだから!」馴染みのライブハウスにはいつもより大勢の客が詰め掛けていた。それもそのはず。前回のDMC(世界大会)で優勝した男がゲストとしてやってくるのだ。チケ...
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BAD LOSER

運動会は悠理にとって最大のイベントである。勉学では劣るものの、運動だけは誰にも負けない自負があるため、その活躍を見せつける最高の場として毎年楽しみにしているのだ。今回は中学最後の運動会ということもあり、さらに気合が入っていた。「はい。これ、...
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僕と彼女と夜の街(2)

僕と彼女と夜の街(1)紫の紫陽花が朝露に光る。爽やかな青紅葉もまた、小さな葉を陽に透かせば、初夏の香りが風と共に漂ってくる、そんな錯覚をおぼえた。そろそろ暑くなるだろう。空の青さがいっそう色を濃くしていく。あいつが好きな太陽の季節が、もうす...