太陽の下で(番外編)

太陽の下で(番外編)

太陽の下で~番外編 二人だけの熱(R)~

※だいぶ前に書き上げていたものです。R作品秋の行楽シーズン。色んな祝日、休日が重なり、5連休となったその年の10月。悠理は清四郎に連れられ、沖縄から約一時間半ほどの場所にある、自然美溢れる離島にやってきていた。まだまだ日射しはきつく、海で泳...
太陽の下で(番外編)

太陽の下で(X’mas番外編)

「菊正宗先生!メリークリスマス!」聞き馴染んだ声の教え子に背中を叩かれ、振り向いた瞬間、首にふわりと巻かれたマフラーはどう見ても手編みのそれ。清四郎は毛糸のチクチクした感覚に多少の不快感を覚えながらも、極力、表情に出さぬよう努力した。自分よ...
太陽の下で(番外編)

~黒羊は何を見る?中編~R

夜遅くの剣菱邸───仕事を終えたメイド達は、そのほとんどが住み込みで働いている。広々とした従業員専用のリビングでのんびりとお茶を啜り、一日の締めくくりに他愛もない噂話を楽しむのが日常だった。「お嬢様が留学したら、寂しくなるわねぇ。」「奥様は...
太陽の下で(番外編)

~黒羊は何を見る?前編~

良家の子息子女が通う名門の学園とて、全て白い羊ばかりとは限らない。中には稀に、黒羊だって存在する。瀬戸美香子はもしかすると、その黒羊だったのかもしれないが、流石に生まれた時から黒いはずもなく───それはあくまでも、一つの切っ掛け。変色するに...
太陽の下で(番外編)

X’mas小話

「菊正宗先生!メリークリスマス!」聞き馴染んだ声の教え子に背中を叩かれ、振り向いた瞬間、首にふわりと巻かれたマフラーはどう見ても手編みのそれ。清四郎は毛糸のチクチクした感覚に多少の不快感を覚えながらも、極力、表情に出さぬよう努力した。自分よ...
太陽の下で(番外編)

後日談3

「悠理、もし予定がないなら、明日パーティに行かない?」そう誘ってきたのはクラス一の社交家、黄桜可憐。手には招待状らしき封筒をちらつかせ、にっこり優雅に微笑む。「パーティ?」授業が終わった後の悠理は、明らかにそわそわしている。それはもちろん、...
太陽の下で(番外編)

後日談2

夏休み明け直後の試験。悠理は驚くべき快挙をなし遂げ、教師陣を驚かせた。全教科30点以上。数学に至ってはまさかの58点。彼女の人生に於いて、これほどまで見事な結果を生み出したことは一度としてない。それもこれも菊正宗清四郎・・・彼のおかげだ。婚...
太陽の下で(番外編)

後日談1

夏休みが明ける直前。五代と共にマンションを訪れた百合子が、唐突にこう告げた。「そろそろ、うちに帰ってらっしゃい。」プレ新婚生活を楽しんでいる二人に、突如として訪れた激震。山盛りの素麺を啜っていた悠理と、甲斐甲斐しく茹で続ける清四郎が目を丸く...
太陽の下で(番外編)

番外編~海~

「せんせーー!」眩しい太陽の下、悠理の健康的な身体が輝きを放つ。昼夜問わずして、あの身体を貪る事が出来る僕は、本当に幸せ者だと感じる。教師として、あるまじき事だけれど・・・。『夏の終りの海はクラゲが出るから・・・・』そう諭しても、彼女は海に...
太陽の下で(番外編)

Wolf under the moon(太陽の下で:最終話の夜)

深夜のチェックインにしては、割と良い部屋を手にすることが出来た。彼女を安っぽいラブホテルなんかで抱く気にはなれない。この辺りに乱立するシティホテルの中で、ここは特に気に入っていた。決して過去の女と来たわけでは無い。大学時代の学会で、何度か利...