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悠歌シリーズ

Friendship(クリスマス作品)

※悠歌シリーズ。10歳時の彼女とその家族。「みんな、冬休みはどこ行くの?私はパリのおばあちゃん家。」 「わ!いいなぁ。あたしなんか香港だよー。ママの買い物に付き合わされるだけ。」 「そういえば、悠歌ちゃんは?」 「え…………と、ブラジル?」...
読み切り作品

未来への絆

RRRRRR………・・・・・・・・ガシャン!「うぅ…………ねむぃ…………」夜遊びが日常化している悠理にとって、朝の目覚ましは何よりも不快な音だ。容赦なく叩き落とされ、無惨な姿となったピンク色の時計は、母・百合子のパリ土産。朝の清掃を担当する...
若菜様からのプレゼント

おかえり(若菜様からの頂き物)

おかえり「清四郎遅いなぁ」今日は清四郎が出張から帰ってくる。本当なら一週間の予定だったんだけど、ちょっとトラブルがあって二週間に伸びた海外出張から。「もう日本に着いているよなぁ。予定なら家に帰ってる時間なのに何かあったのかなぁ、、、」メール...
読み切り作品

節分小話(親子)

「父さん、聞いてよ。また悠乃ゆうのが豆まきの豆食べちゃったんだ。若月シェフが何回炒り直したと思う?10回だよ?」「うーん・・・・それについては、清雅きよまさも早々に諦めるべきですな。何せ悠理の血を一番濃く受け継いでいるのが悠乃ですから。食い...
読み切り作品

理屈じゃない衝動(夏祭り)

「なぁなぁ……清四郎ってばー。」「ダメです。」「いいじゃん、食べようよぉ!」「絶対にイ・ヤ・だ。」「なんでだよ!リンゴ飴嫌いなのか?」「リンゴ飴そのものに好き嫌いはありません。問題は“カップルで20個食べきったら無料!”──なんていう下らな...
読み切り作品

恋を叶えるために

※野梨子独白:ショートそう簡単に、恋に落ちるつもりはありませんでした。男女交際など夢のまた夢だと思っておりましたし。でもその時、いつか清四郎から聞いた言葉がよみがえり、ようやく分かった気がしますの。恋は友情を飛び越えて落ちるものだと。容赦な...
読み切り作品

Baby Baby

「やっぱ、ちっちぇーなぁ。これがほんとにでかくなんのか?」「なりますよ。ひと月経つ毎に、見た目も体重も変化していきます。」「確かにあたいも生まれた時、すんげぇちっちゃかったから……こいつも似たんだろうな。」「へぇ、今からは考えられませんね。...
読み切り作品

初祈願(悠歌ショート)

「ありがとう、パパ。」七歳になったばかりの愛娘が、頬にキスをしてまで喜ぶ瞬間。父親というものは一生娘を手放したくない生き物なのだと、つくづく理解できる。「大切に遣うんですよ?」「うん!」花車が描かれた友禅の振り袖も、わりと様になってきたじゃ...
読み切り作品

ひ・め・は・じ・め(正月小話)

「せーしろー!姫始めしよーぜ!」「悠理………その漢字、正しく変換されてます?」「は?“姫”、“始め”、だろ?他にあんの?」「諸説ありますが、元々“姫始め”という言葉に『年が明けてから初めてするセックス』の意味はありません。」「うそん!まじ?...
読み切り作品

小さなプレゼント(野→魅)

どんよりとした空。東京の雪は湿っぽくて、コートの肩をじっとり濡らしてしまう。───電話して迎えを呼べば良かったかしら?イルミネーション輝く銀座の街中。イブともなれば人混みに加え、車も多く、誰かを呼び出すのはちょっと面倒だった。デパートは大混...