読み切り作品

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健康の極意(ショート)

なぁ、清四郎。なんです?今年の桜も綺麗だったなぁ。そうですね。例年より少し早咲きでしたが。うん、散るのも早かった!………あっ!しまった!桜吹雪の中で遠山の金さんごっこすればよかったかも。いい年して……何考えてんです。と、年、年言うな!あたい...
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戸惑いと変化とその結果(後・R)

前編▲後編はR作品明らかな戸惑いを、悠理の瞳はもの語っていた。ヘーゼルカラーのそれは不安げに揺らめいている。水の中の木の葉のように。ほんのりと紅く色付いた瞼。きっと飲みすぎたワインの所為に違いないが、今はそこに違った意味を探してしまう。後ろ...
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Gratification

────肌寒い朝だった。雨が降りそうだ……と思ったが、傘を持たずに玄関をくぐる。気温は5度、いや8度はあるか。今冬買ったばかりのコートはまだ少し早かったかもしれない。街まで小一時間の散歩。帰りはおそらく荷物になるだろう。馴染みの本屋は明日か...
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戸惑いと変化とその結果(前)

『僕たちもそろそろ落ち着く所に落ち着きましょうか。』まさか、それがプロポーズの言葉とは……剣菱悠理27歳。結婚適齢期と言えなくもないお年頃。友達以上彼氏未満の男が一人。気の合う仲間はその他大勢。自由大好き、刺激大好き、遊ぶこと大好き。でもな...
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Snow storm(後・1)

※Rシーンあり▶Snowstorm(前)(中)
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彼の思惑

※ショート「あっちぃなぁ。なんで夏休みに補習なんか受けなきゃなんないんだよ!」日本有数のお金持ち、剣菱財閥の令嬢・悠理くんを悩ませる問題。それはお勉強が出来ないということ。―――くっそ…、ほんとなら今頃、南の海でバーベキューしてたはずなのに...
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夏遊戯

※久々のショートミーンミーンミーンジジジジィィ……混在する蝉の声。照りつける太陽に負けじと声を張り上げる。ミンミン蝉なんてまだ生息していたのか。子供の頃はほとんどがソレだったはずなのに、今じゃ懐かしいとさえ感じる鳴き声だ。「うぅ………くっそ...
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青い夏の日(前)

「清四郎君!」世の中の大半の男がその姿に目を瞠らせることだろう。アイドル顔負けの可愛さと、程良い肉感の艶めかしいボディ。色白の肌はきめが細かく、化粧っ気がなくともパッチリとした目鼻立ちが愛くるしい。薄紅の唇は常に潤いを保ち、ほんのり爽やかな...
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Snow storm(中)

Snowstorm(前)猛吹雪の外界から、まさかの客。茶色に染まったウェーブヘアは雪の粒に凍らされ、重たげに肩へと垂れ下がっていた。厚手のダウンジャケットは凍てつく氷そのもの。視界もままならぬ吹雪の中、彼女がどれほど過酷に彷徨ってきたのかが...
クリスマス作品

White Christmas

「なんか………サンタクロースさんってかわいそう。」窓の外では本格的な雪が降り始めている。等間隔で並ぶライトアップされたもみの木は、粉砂糖を振ったように真っ白。どうやらこの寒波、年末まで続くようだ。先ほどからテレビで流れる天気予報は、軒並み雪...