読み切り作品

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恋、恋われ・・・

※甘い二人(R要素あり)一生、独りでもいいって思ってた。結婚なんてまっぴらごめんだって。でもでも一度知った想いは気球のように膨らんで、空高く飛んでゆく。なんて清々しい気分。叶えた恋はどんな美味しいものより魅力的だ。剣菱悠理、ハタチ。初めての...
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Snow storm(前)

ビュォォォォォ───外は猛吹雪。立派なログハウスだが、瓦礫となって吹き飛んでしまうんじゃないかと心配するほどの風速である。そんな状況においても、すきま風すら吹き込んでこない理由は、この建物が北欧の職人によって作られたものだから。とはいえ、や...
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雨と頭痛と優しい薬局

※可憐のお話。ショート。鉛色の空そろそろ雨が降るのだろう湿度の高い風心なしか頭が重く、そして痛い。昔からそうだった。こういう日は薬を必要とする。ママと同じ体質だから、同じ薬を。花屋を通り過ぎると小さな古びた薬局があって、二代目の跡取りはわり...
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Dance with me

「おい!清四郎!これ、どういうことだよ!」「朝っぱらから一体、どうしたんです?」爽やかな目覚めとはほど遠い。妻の甲高い声に重い瞼を上げた夫は、彼女が手に持っているモノを目にし、思わず言葉を失った。「なんで、スーツのポケットに口紅なんか入って...
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何も知らなかったあの頃には戻れない

※ショート「ねぇ、手、繋がないの?」過去、それなりに深い関係になった女性からかけられた言葉。僕は曖昧な笑顔で、その可愛いはずの“お強請り”をやんわり拒否した。だいたい人前で、それも人通りの多い街中で、そんなことをする趣味はない。歩幅の違う男...
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Barbarian Children

最初、その子を“少年”だと思った。“一夜の夢”を売る“イケナイ青少年”だと───この界隈ではそういった類の商売が多く、もちろん需要と供給は成り立っているわけで、刑事の俺がいうのも何だが、それも“必要悪”みたいなもんだと認識している。それに全...
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終わらない欲望(R)

※短めですがR作品「やっ…………!」「ほら、ちゃんと開いて………」「やだよ。恥ずかしいじゃんか。」「今更何言ってるんです?早く診せなさい。」「やだってばぁ!!!」朝七時半。剣菱家にこだまする絶叫は、のんびりと餌を堪能していたタマフクを驚かす...
母と子

母と子(小話1)

「ねぇー!お腹空いたよ、ママ。」「ん~?何時だ?………てか、二時じゃん。さっき飯食ったばっかだろ?」「おやつ欲しい……」「はぁ………悠馬はあたいに似ちゃったからなぁ。」いつもの内線電話を手にしながら、自分もまた何が食べたいかを考える悠理。子...
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剣菱家の溜息

※Rシーンあり「キッズモデル~?」「そ!あんたの子、わりと可愛いじゃない?もう三歳なんだし、頃合いとしてはいいと思うのよねぇ。」「“わりと”じゃねぇよ。すっげぇ可愛いんだ!」手製のケーキ持参でやってきた可憐は、すっかりステージママ風情。パン...
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愛と理想の身体

……ったく、いい体してるよなぁ。こりゃモテるはずだよ。(特に男)こいつ、努力家だし、才能もあるし、あたいとは大違い。長いことかけて鍛えた身体は無駄も隙もない。ほんとイヤミなくらい出来上がってる。男とか女とか、あんま意識したくないけど、やっぱ...