読み切り作品

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Ecstasy(R)

「あら、副社長、もうお帰りですか?」秘書課トップ、柴崎結子(しばさきゆうこ)は急ぎ足でエレベーターホールに向かう清四郎へと柔らかく声をかけた。「ええ、今日は少し用事があるので・・・。」そわそわとした様子のまま、携帯電話から目を離そうとしない...
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sea breeze(R)

「ど、どけよ!」「無理です!」━━━何が無理なんだよぉ!??ベニヤの壁に押しつけられた悠理は、その大きな目を限界にまで開いた。両手で挟み込む様に手を付く清四郎の鼻息が、恐ろしく荒い。これは異常事態だと直ぐに解ったは良いが、ここから逃げ出すに...
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soixante-neuf(R)

まだ少女の様なしなやかな脚。蝋を思わせる白い肌の先端、小さな足の爪があまりにも可憐で、思わず口に含みたくなる。挑発的でいて、それでも甘えるような瞳を見せる彼女に、僕の胸がじくりと疼く。ピンク色の少女趣味な下着。普段、決して選ぶことのないその...
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SEX IN THE CAR

もぉ!!こんなことしてたら、イルカショーに間に合わないじゃん!そこは決して寛げる空間ではない。どちらかといえば不自由で、座っている場所すら満足出来ない。しかしそんな密室とも言える車内で、悠理は嬌声をあげながら、快楽に身を投じていた。水族館の...
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BODY TALK~sequel~(R)

あの日の事は私の過ち。いつもは決して見せない彼の、明らかな隙を狙ったんだけど・・・・まさか奥さまがあんなにも早く到着するとは、ね。ベージュ系のリップを止めて、買ったまま引き出しに眠っていたオレンジ色のそれを手にし、鏡の中のちょっぴり不幸な女...
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BODY TALK(R)

甘く支配される━━━━彼女の声に、匂いに、肌に、そして温もりに。支配しているのは自分だけのはずだった。けれど今はその自信が確実に揺らいでいる。「せぇしろ………気持ちいい?」柔らかな太ももの内側で擦られるそそり立つ欲望。細い指で捏ね回される、...
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the true nature of jealousy(R)

━━━━━フレンチは想像以上に旨かった。まぁるい月に照らされた海。長い桟橋の先に浮かぶレストラン。多くのキャンドルに照らされたそこは、一組限定という贅沢さ。六人は非日常的な景色を味わいながら、珠玉の皿々に舌鼓をうつ。「ワインも美味しいわぁ。...
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animal appetites desires(R)

鉄製のノブはあっさりと回った。鍵が開けられたままの部室。中央に置かれた大きなテーブルには、二人分の鞄が隣り合わせに残っている。魅録は族仲間との約束、美童と可憐はそれぞれの相手とデート。そして野梨子は………僕たちを二人きりにするためか、ここ最...
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Stairway to Heaven(R)

「あ…………ん……せぇしろ……ぉ」「………ほら……分かるか?奥まで入ってるだろう?」「んっぁ……すご……おなか、くるしぃ……」「痛い?」「ううん………でもなんか………」「なんです?」「……あたいの体、おまえの入れ物になっちゃったみたい………...
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the eternal caress(R)

その夜、悠理は怒っていた。いつもはぴったり寄り添って眠る夫を、隣の書斎へと追い出すほどに。理由は、帰宅した清四郎のワイシャツに鮮やかなまでに付いたキスマーク。一つではない。色違いで二つもだ。接待で訪れたクラブのホステスに付けられたと言い訳し...