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読み切り作品

New Voyage

「シャンパンを一人で飲むのは寂しいんでね。付き合ってくれるでしょう?」仄かなナイトスタンドに照らされた男は、グラスを二つ手にする。ワインクーラーに沈みこんだままの黄金のクリュッグはピノ・ノワールのヴィンテージもの。一般人ではなかなか手に入ら...
薬の効果

薬の効果(R)

「あら?この鉢植え………もうダメかしら。すっかり萎れてしまって………」放課後の部室。野梨子の手には後輩からプレゼントされた小さな茶色い鉢があった。花が咲いた状態で渡されたのだが、数日経てばホロホロと花びらを落とし、貧相な見た目へ。それでも何...
Pandora's box

AIBU(R)

こんなの………恥ずかし過ぎるよぉ!ピチャピチャ………どっち?どっちの音?手に余るエラの張った怒張がピクピクと震えながら、その力強さを誇示している。ぬるぬるとした唾液にやらしくテカる恋人の逞しい性器。もうどのくらいこうしているのだろう。朧気に...
責め立てる男シリーズ

軽々と抱えられる身体に、抵抗する力は残っていない。男と女の差。清四郎とあたいの差。中心を貫く硬く尖った杭が、何もかもを奪い尽くす。否定する言葉も、溢れる涙も、少しばかりの意地も、何もかも…………「悠理……気持ちいいんでしょ?答えなさい。」「...
責め立てる男シリーズ

たった15cmの身長差。けれど僕に覆い被さられた悠理はとても小さく見える。子供のように必死にしがみついて、啼き声をあげる姿。押し寄せる快楽を受け止めるのに精一杯といった様子は、見ていてこちらまで切なくなる。頬を伝う涙をあやすように吸い上げる...
Pandora's box

嫉妬&緊縛(R)

「せぇしろのバカ………キライ。」「ゆう……り…………」肉付きの薄い身体が、ぎこちなさを含む、辿々しい動きが、清四郎の全てを煽る。決して快感に涙しているのではない恋しい女が、小さな声で悪態を吐く姿は痛々しくも健気で……しかし清四郎の昂りは硬く...
責め立てる男シリーズ

光り輝く夜景を背に、二人は深く絡み合い、部屋に響く吐息だけで会話する。グチュグチュと濡れた音はあまりにも卑猥。悠理は耳を塞ぎたい気持ちを堪え、ただただ揺さぶられていた。(なんでこんなことに・・・?)何度も浮かぶ同じ疑問は、彼に穿たれていると...
Pandora's box

執着する男

「講堂で親しげに話していた男は誰です?」「あ、あいつは・・・あたいにノート貸してくれたヤツだよ。」(てか、いつの間に覗いてたんだ?学部も違うくせに・・・・)「そう言えば食堂で三人の男に囲まれていたでしょう?魅録が見当たらなかった、ということ...
Pandora's box

飛んで火にいる夏の虫(R)

━━━本当はこんなコトしたくない。ふ、とした間にこみ上げてくる欲求が、僕を困難と羞恥に陥れる。この菊正宗清四郎を、ただの男に貶めてゆく。「………っり、ゆうり、悠理!………っく!」二度目の白い欲望に手を汚した自分は、明らかな虚しさと対峙してい...
責め立てる男シリーズ

昔から僕は、彼女を苛めたい衝動に駆られていたけれど。最近はより一層、激しい泣き顔が見たくて仕方ない。これも普段、僕の中に潜んでいる破壊衝動が、解き放たれ始めたからなのか。理性で抑え込んでいた分、どうやら性質(たち)が悪そうだ。悠理という対象...