クリスマス作品ハートブレイク・クリスマス 世の中はクリスマス━━━━ お決まりの歌に、お決まりのイルミネーション。 そんな世間より少しリッチな夜を目指し予約した、ラグジュアリーなホテルの高級フレンチ。 それも全部、あの子に喜んでもらうためだったのに………。 ━━━よ... 2020.01.30クリスマス作品
クリスマス作品Penalty(R) 「さ、悠理。ここに来て、僕にもサービスしてください。」 「あのなぁ~・・・あたいが好き好んでこんなカッコしてると思ってんのかよ。」 「ゲームに負けたんですから、仕方ないでしょう?」 「くそっ!人生ゲームには自信あったのに!... 2020.01.30クリスマス作品
読み切り作品未来への絆 RRRRRR……… ・・・・・・・・ガシャン! 「うぅ…………ねむぃ…………」 夜遊びが日常化している悠理にとって、朝の目覚ましは何よりも不快な音だ。 容赦なく叩き落とされ、無惨な姿となったピンク色の時計は、母・... 2020.01.22読み切り作品
読み切り作品節分小話(親子) 「父さん、聞いてよ。また悠乃ゆうのが豆まきの豆食べちゃったんだ。若月シェフが何回炒り直したと思う?10回だよ?」 「うーん・・・・それについては、清雅きよまさも早々に諦めるべきですな。何せ悠理の血を一番濃く受け継いでいるのが悠... 2020.01.21読み切り作品
読み切り作品理屈じゃない衝動(夏祭り) 「なぁなぁ……清四郎ってばー。」 「ダメです。」 「いいじゃん、食べようよぉ!」 「絶対にイ・ヤ・だ。」 「なんでだよ!リンゴ飴嫌いなのか?」 「リンゴ飴そのものに好き嫌いはありません。問題は“カップル... 2019.12.19読み切り作品
読み切り作品恋を叶えるために ※野梨子独白:ショート そう簡単に、恋に落ちるつもりはありませんでした。 男女交際など夢のまた夢だと思っておりましたし。 でもその時、いつか清四郎から聞いた言葉がよみがえり、ようやく分かった気がしますの。 恋は友情を... 2019.12.19読み切り作品
読み切り作品Baby Baby 「やっぱ、ちっちぇーなぁ。これがほんとにでかくなんのか?」 「なりますよ。ひと月経つ毎に、見た目も体重も変化していきます。」 「確かにあたいも生まれた時、すんげぇちっちゃかったから……こいつも似たんだろうな。」 「... 2019.12.19読み切り作品
読み切り作品初祈願(悠歌ショート) 「ありがとう、パパ。」 七歳になったばかりの愛娘が、頬にキスをしてまで喜ぶ瞬間。 父親というものは一生娘を手放したくない生き物なのだと、つくづく理解できる。 「大切に遣うんですよ?」 「うん!」 花車が描かれた友禅... 2019.12.19読み切り作品
読み切り作品ひ・め・は・じ・め(正月小話) 「せーしろー!姫始めしよーぜ!」 「悠理………その漢字、正しく変換されてます?」 「は?“姫”、“始め”、だろ?他にあんの?」 「諸説ありますが、元々“姫始め”という言葉に『年が明けてから初めてするセックス』の意味はありま... 2019.12.19読み切り作品
読み切り作品小さなプレゼント(野→魅) どんよりとした空。 東京の雪は湿っぽくて、コートの肩をじっとり濡らしてしまう。 ───電話して迎えを呼べば良かったかしら? イルミネーション輝く銀座の街中。 イブともなれば人混みに加え、車も多く、誰かを呼び出すのはちょっと面... 2019.12.19読み切り作品