shameful secret~誰にも言えない~シリーズ本編~第二話~ 弐 裏社会を極めた男達が集うその日。 武富麻雪(たけとみ まゆき)は突然すぎる衝撃に顔をしかめ、胸を手で覆った。 それほどまでに激しい引力で惹きつけられる。 ピンク色の髪と鋭い眼光。 野性的な男らしい顔立ちはそれで... 2019.11.20shameful secret~誰にも言えない~シリーズ
shameful secret~誰にも言えない~シリーズ本編~第一話~ 前置き この作品は、サイトの読者様でもある若菜様のご友人の提案をアレンジしまくった上で、書き綴ったものです。 内容は少しダークですが、最終的にはハッピーエンドとなりますのでご安心下さい。 いつもののほほんラブ・・・という感じではあ... 2019.11.20shameful secret~誰にも言えない~シリーズ
悠丞&椿シリーズ南国の空の下で 「花清ちゃんと、悠花ちゃんは寝た?」 「うん。昼間遊びすぎたからね。ぐっすりさ。」 「なら…………これからは私たち二人きりの時間ね。」 「…………椿ちゃん♡」 ここは常夏の島、ハワイ。 あの後、プライベートジェット... 2019.11.20悠丞&椿シリーズ
悠丞&椿シリーズ入学式 聖プレジデント学園中等部は、春爛漫のその日、入学式を迎えていた。 晴れ着を纏った父兄たち。 浮き足だった生徒。 そのほとんどが初等部からの持ち上がりだが、中学生という肩書きが心躍らせるのか、皆そわそわしていた。 新入生代表の挨拶... 2019.11.20悠丞&椿シリーズ
悠丞&椿シリーズ同じ温もりで・・・・ 悠丞君は鈍感で、自分では解っていないようだけど、人を惹きつける魅力がとってもある男の子なの。 善人、悪人の識別はほぼ100%正解だし、何故か相手の戦闘力を削ぐような空気感を醸し出しているのよね。 あれは確か初等部に入って間もなくのこ... 2019.11.20悠丞&椿シリーズ
悠丞&椿シリーズ僕の中の火花 僕は剣菱悠丞。 中等部の最高学年となってまだ間もない。 新しいクラスメイトの顔と名前も、少しずつだけどなんとか一致するようになってきた───気がする。 先生達に至っては、間違えずによく覚えられるなって感心するよ、ほんと。 うちの... 2019.11.20悠丞&椿シリーズ
悠丞&椿シリーズ僕のフィアンセ 僕の父さんと母さんは、この学園で伝説となった人達だ。 誰に聞いても知っている。 正直、ありがたいようなありがたくないような、微妙な感じ。 特に父さんとは何かにつけ比べられるため、居心地は良くない。 見た目だけそっくりの平凡な息子... 2019.11.20悠丞&椿シリーズ
まだまだ青春シリーズ邪魔する者は馬に蹴られろ!(前編) マギタ王国は地中海に浮かぶ小さな国だ。 主な資源はアレキサンドライトなどの鉱石と僅かな石炭のみ。 乾いた土地では多くの作物は育たず、ほとんどの食材を近隣諸国からの輸入に頼っていた。 人口も年々減り続けていて、今や若者はヨーロッパ大陸へ... 2019.11.20まだまだ青春シリーズ
まだまだ青春シリーズまだまだ青春 新緑の頃も過ぎ、梅雨が差し迫る学園にて。 いつものメンバーは、いつもの場所で、まったりと過ごしている。 最近の高校生は発育が良い。 美童の鼻の下がグンと伸びるわけもそこにあった。 「いやぁ~、今年の新入生は特に良いよねぇ♡」... 2019.11.20まだまだ青春シリーズ
眠り姫は僕のもの眠り姫は僕のもの それは、まさしく眠り姫を起こす王子そのものだった。 初夏の清々しい風がそよぐ中、ポプラ並木の一角、木陰に置かれたアイアンベンチは彼女の居眠りスポット。 講義が面白くない日はいつもそこで横たわっている。 年頃の女性とは思えない行いだ... 2019.11.20眠り姫は僕のもの