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抜け出そうとする女(完結)

獣の夜(Rテイスト)

本編 こちらへ 番外編 1 2 3 4 5 6 その日の夜── 熱い………それはとても熱い体...
読み切り作品

片思いの終着点(清四郎ver.)

片思いの終着点(ショート) 後悔なんて柄じゃない 常に前を向き、己を磨くことが人生に置いて最も重要なことだと思っていた。 そんな人間でも、どうしても忘れられない「後悔」がある。 野梨子に平手打ちされた時、それ...
抜け出そうとする女(完結)

番外編6

抜け出そうとする女シリーズ ドンドンドン……………ガチャガチャ…… ドカッ!!! 目眩く興奮。 性欲に溺れる身体が最高潮の興奮に包まれていたその時………… 耳障りな音が嵐のようにやってくる。 ───疾風怒...
恋はままならず

恋はままならず〜失恋〜

檜山澄恵(ひやますみえ)は包帯に隠れた脚を見つめ、そっと溜息を吐いた。 明日にはこの白い布ともおさらばだと聞いている。 だがこの白い布のお陰で毎日のようにあの人が声をかけてくれるのだと思えば、いつまでもこのままにしておきたいと望...
読み切り作品

ナンパから始まるエトセトラ

「おっ!あの子いいな。」 東山護(ひがしやま まもる)は嬉しそうに声をあげた。 ここは大都会東京の某繁華街。 土曜ということもあり人通りは多く、カップル、観光客、家族連れでにぎわっていた。 正直人混みは得意じ...
恋はままならず

恋はままならず〜告知〜

週明けの通学路は普段通りの混雑を見せていて、悠理は我先に車から飛び出すと、黒髪の仲間達の肩を叩いた。 「おっす!」 「おはよう。」 「おはようございます。今日も元気ですわね。」 背後から可憐と美童もやってくる...
恋はままならず

恋はままならず〜謝罪〜

日が暮れていく──── 互いの想いを確認した二人は、静けさ漂う中、離れられずにいた。 ここは6人の部室で、普段は色恋など持ち込まぬ空間だ。 清四郎に抱きしめられ、涙をその制服にしみ込ませた悠理は、気恥ずかしさから少し身じろ...
恋はままならず

恋はままならず〜想い〜

恋はままならず〜焦り〜 ちっぽけな石を蹴ったとて、気持ちが晴れるわけでもない。 悠理が抱える悩みは、この晴れた空には不釣り合いに感じるが、 何の解決策も見出だせない自分がとことん嫌になり、もう一つの石を大き...
読み切り作品

片思いの終着点(ショート)

♥悠理視点 清四郎が好きだ…… ……なんて、口に出せない想いを1年も抱えてる どうせ片想い決定なんだ 好みじゃないってのも解ってる 恋愛なんか興味ありませんよ…………って呆れた顔で告げ...
読み切り作品

愛情に準ずる欲望(R)

「悠理、そろそろ出ますよ。」 「わぁった。」 婚約者として、清四郎が正式に剣菱家に越してきたのは大学二年の秋だった。剣菱に婿入りするということは、必然的に跡取り候補となる。 とはいえ、兄である豊作も存在するわけだから、今直ぐ決定す...