眠り姫は僕のもの

眠り姫は僕のもの

眠り姫は僕のもの

それは、まさしく眠り姫を起こす王子そのものだった。 初夏の清々しい風がそよぐ中、ポプラ並木の一角、木陰に置かれたアイアンベンチは彼女の居眠りスポット。 講義が面白くない日はいつもそこで横たわっている。 年頃の女性とは思えない行いだ...