Pandora's box二人だけの世界(R) 「あ………せぇしろ………くすぐったい」 悠理のどこもかもを、彼の唇と吐息が奪ってゆく。 伝う汗の香りを。 立ち昇る女の色香を。 彼の鼻は余すことなく嗅ぎ取り、自身の興奮を高めている。 そしてそのセクシーな唇が蠢く度、女は身体の... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's box月光(R) 晴夜に浮かぶ蒼き月は、煌々たる光で二人の痴態を照らし出す。 静かな春の夜。 花散る音すら、耳へと届く。 「こんなにも濡らして………まったく、はしたないお嬢さんですね。」 「んっ……ふっ………」 封じられた口から... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's box初めての夜(R) ぐったり・・・・・ もう、動けない・・・ あたいの身体はヤツの思うがまま。 男って、男って・・・・なんてドスケベなんだろう。 それとも清四郎だけ? そういや、こいつ、ムッツリだもんな。 解ってたはずなのに... 2019.11.20Pandora's box
責め立てる男シリーズ5 「ひっ……っん………や!」 清四郎の指がそっと開くその場所。 瑞々しい花を連想させる濃い紅色を、彼の器用過ぎる舌が妖しげにさまよう。 男の長い指が花弁を撫で、甘露を泡立てていくも、それは全て彼の口へと消えて行く。 ジュッ... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ6 大学部二年目の有閑倶楽部。 いつものメンバーは短い青春の日々を存分に謳歌していた。 そんな六人に大きな変化が訪れたのは半年前のこと。 清四郎と悠理、メンバーの中心的人物である二人は突如として恋に目覚め、瞬く間に互いを意識するように... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
Pandora's box冷静を装う男 シティホテルの一室。 黒髪の男はとても静かな目で女を見つめていた。 何故、そんなにも冷静でいられるのか。 それは得意のポーカーフェイスがあまりにも崩れないからである。 「あ・・・・せぇしろ・・・・・恥... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's boxamor eterno(R) 清四郎と滞在している別荘は、沖縄の離れ小島にある。 母ちゃんの我が侭で建てられたそこに約一ヶ月。 朝も、昼も、晩も・・・・ほとんどシテばっかり。 下着も着けず、ヤツのシャツだけ羽織って。 食べて、寝て、起きたら即挿れられて、ヘトヘト... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's box欲望の夏(R) 「……っ!………んなとこでダメだって…………バレちゃうだろ?」 「大丈夫………あいつらは海の家に行ってしまいましたよ。」 生い茂るパイナップルの木は、二人の陰を覆うに充分な大きさだ。 白い砂浜とエメラルドグリーンの... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's box愛玩(R) その日は三連休の中日で───── 悠理は午前中から部屋に閉じこめられていた。 昔ならテスト前の猛特訓とでも言い訳出来ただろう。 でも今は…………… 「ん……ぁ………ぃやぁ!」 「何が“イヤ”なんです?こんなにも濡ら... 2019.11.20Pandora's box
Pandora's boxFeel like heaven(R) ─────なぁ、これでいいの? 幻覚か? いや現実だ。 まるで夢見てるような心地よさ。 “ここは天国だ”と言われれば、“その通りだ”と頷いたことだろう。 辿々しさの中に男慣れしていない彼女を見つけ、ほくそ笑む。 華奢な指... 2019.11.20Pandora's box