責め立てる男シリーズ1 軽々と抱えられる身体に、抵抗する力は残っていない。 男と女の差。 清四郎とあたいの差。 中心を貫く硬く尖った杭が、何もかもを奪い尽くす。 否定する言葉も、 溢れる涙も、 少しばかりの意地も、何もかも………… 「... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ2 たった15cmの身長差。 けれど僕に覆い被さられた悠理はとても小さく見える。 子供のように必死にしがみついて、啼き声をあげる姿。 押し寄せる快楽を受け止めるのに精一杯といった様子は、見ていてこちらまで切なくなる。 頬を伝う涙をあ... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ3 光り輝く夜景を背に、二人は深く絡み合い、部屋に響く吐息だけで会話する。 グチュグチュと濡れた音はあまりにも卑猥。 悠理は耳を塞ぎたい気持ちを堪え、ただただ揺さぶられていた。 (なんでこんなことに・・・?) 何度も... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ4 昔から僕は、彼女を苛めたい衝動に駆られていたけれど。 最近はより一層、激しい泣き顔が見たくて仕方ない。 これも普段、僕の中に潜んでいる破壊衝動が、解き放たれ始めたからなのか。理性で抑え込んでいた分、どうやら性質(たち)が悪そうだ。 悠... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ5 「ひっ……っん………や!」 清四郎の指がそっと開くその場所。 瑞々しい花を連想させる濃い紅色を、彼の器用過ぎる舌が妖しげにさまよう。 男の長い指が花弁を撫で、甘露を泡立てていくも、それは全て彼の口へと消えて行く。 ジュッ... 2019.11.20責め立てる男シリーズ
責め立てる男シリーズ6 大学部二年目の有閑倶楽部。 いつものメンバーは短い青春の日々を存分に謳歌していた。 そんな六人に大きな変化が訪れたのは半年前のこと。 清四郎と悠理、メンバーの中心的人物である二人は突如として恋に目覚め、瞬く間に互いを意識するように... 2019.11.20責め立てる男シリーズ